2018年は戌年ですね。

正式には、戊戌「つちのえいぬ」。

戊(つちのえ)の字は「茂」に通じ、「植物の成長が絶頂期にある」という意味を持っているそうです。

戌(いぬ)という字は、「滅びる:草木が枯れる状態」を表すといわれています。

過去60年の間の戌年は、戦争や争いごと、大きな社会事件が起こっていました。

例えば、1970年のよど号ハイジャック事件、1994年の松本サリン事件・・・。

戊と戌の正反対のような意味からすると、戊戌の年は、明暗がはっきりと表れる年のようです。

例えば、好調な会社はどんどん成長していき、反対に不調な会社は倒産の危機に。

隠れていた悪事が暴露されていく、戦争の可能性・・・等々。

当たるも八卦当たらぬも八卦という言葉がありますので、良い意味に解釈してみて下さい。

今回は戌年にちなんで初詣にお勧めの戌に関係のある神社についてご紹介していきましょう(^^♪

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戌(犬)に縁が深い全国の神社とお寺

戌(犬)に縁の深い神社やお寺はそんなにもないのかなと思って調べてみましたら、案外、ありました。

犬ではなく、狼(ニホンオオカミ)がご祭神となって祀られている神社もあります。

それほど昔は狼が山に多く住んでいて、狼は山の神の使いとして害獣退治をする役目と考えられており、人々と共存していたようです。

狼をご祭神として祀っているのは、関東に多くみられます。

まずは、名前の中にも犬の字が入っているお寺から・・・

🌸犬鳴山七宝瀧寺(いぬなきさんしっぽうりゅうじ)(大阪府泉佐野市)

 

大阪最強のパワースポットといわれるお寺で、真言宗犬鳴派の大本山です。

滝行をはじめとして修験道の体験もでき、女性も多くの人たちが参加されています。

犬鳴山中には大小四十八滝があり、ハイキングコースとしても人気があります。

また犬鳴山温泉としても有名で、温泉旅館がいくつもあります。

【ご利益は・・・】

運気守護、心願成就、開運招福等

【いわれは・・・】

紀州から来た猟師が山で鹿を狙っていた時のことです。

猟師は鹿に狙いを定めて矢を射ようとしていましたが、ちょうどその時、大蛇が猟師を飲み込もうと大きな口を開けて襲い掛かろうとしていました。

猟師は大蛇に気づきませんでしたが、連れてきていた犬が猟師を守ろうと大声で鳴きだしたために鹿は逃げてしまい、獲物を得ることができませんでした。

怒った猟師はその犬に持っていた山刀で切り付けましたが、傷つきながらも犬は大蛇の頭にかみつき、大蛇とともに犬も死んでしまいました。

何も知らずに怒って犬を殺してしまった猟師は、自分の命を救って死んだ犬の死骸をねんごろに葬り、七宝瀧寺に入って僧となって犬の菩提を弔ったということです。

そのことを聞いた宇多天皇が、犬鳴山という勅号を与えたそうです。

 

住所:大阪府泉佐野市大木8

アクセス

  • 南海本線「泉佐野」駅またはJR阪和線「日根野」駅を下車、犬鳴山行南海バス終点下車、参道を1,000m上ると本堂。

 

🌸伊奴神社(いぬじんじゃ)(愛知県名古屋市)

 

673年に創建された古い神社で、安産・子授け祈願で有名です。

「いぬ」という読み方から、特に戌年に話題になります。

【ご利益は・・・】

安産、子育て、夫婦円満、家内安全等

【いわれは・・・】

子授け・安産・夫婦円満・家内安全等に大きな御神徳を授けてくださるご祭神の伊奴姫神(いぬひめのかみ)をお祀りしているところから、伊奴神社と名付けられたとされています。

また、山伏が村に残していった犬の絵と「犬の王」という文字が書かれた不思議な御幣が洪水から村を救ったというご利益があったことからこの御幣を埋めてその上にお社を建てて祀ったというのがいわれとも言われています。

 

住所:愛知県名古屋市西区

アクセス

  • 地下鉄鶴舞線 庄内通駅下車 徒歩約10分
  • 市バス:名駅発
    12系統 如意車庫行き
    13系統 上飯田行き/中切町行き
  • 市バス:栄発
    13系統 安井町西行き
    11系統 如意車庫行き/平田住宅行き

 

🌸老犬神社(ろうけんじんじゃ)(秋田県大館市)

 

実際にいた「シロ」という名前の犬を祀った神社で、本物の狩猟免状等も保存されています。

【ご利益は・・・】

国土の天変地異を鎮め、五穀豊穣、家内安全、交通安全等

【いわれは・・・】

昔、鹿角市大湯(旧南部領)に代々定六と名乗るマタギ(猟師)がいて、領主から特別な狩猟免状(他の領内をはじめ、寺社内でも猟が認められる書状)が与えられていました。

定六には、シロという飼犬がいていつも狩猟のお供をしていました。

ある日、猟をしながら定六は他国の領地に踏み込んでしまい捕まってしまいました。

その狩猟免状を見せれば良かったのですが、その日に限って忘れてきてしまい、いくら釈明しても聞き入れてもらえませんでした。

シロに家から狩猟免状をとってくるように言い聞かせると、シロは大急ぎで数十里も離れた家に戻って狩猟免状を持って帰ってきましたが、時すでに遅く、定六は処刑されていました。

その後、シロは定六の後を追うように死んでしまい、この地方には天変地異がおこり、定六の処刑に関連した人々は無惨な死を遂げたといいます。

そこで、村人は主を殺した武士に対するシロの怨念だと恐れ、供養のために山腹に神社を建ててシロを祀ったということです。

 

住所:

アクセス

  • JR花輪線沢尻駅から徒歩で30分

 

🌸黒犬神社(くろいぬじんじゃ)(静岡県藤枝市)

 

この神社も実際にいた「クロ」という犬がお祀りされています。

726年に創建された鬼岩寺の境内にあります。

【ご利益は・・・】

武運長久、心願成就、必勝祈願、海上安全、縁結び、家内安全、商売繁盛など

【いわれは・・・】

昔、領主の本多公は闘犬を好み、土佐犬シロを飼っていました。

あるとき城下の鬼岩寺に春埜山(はるのざん)の使いである神犬クロがいると知り、愛犬シロと勝負せよと寺に命じました。

神犬クロは殿様の愛犬と勝負してシロを倒しましたが、これに怒った本田公が家臣にクロを追わせ、行き場を失ったクロは井戸に身を投げました。

この時、火柱が立ち黒雲が湧き起り、百雷のような恐ろしいうなり声が城下に響きわたりました(春埜山からクロの仲間の山犬の群れが押し寄せて来たとも)。

恐れをなした本田公はお社を建ててクロを祀ったと言われています。

黒犬神社は今でも「死しても負けずの神」、武運長久大願成就の守護神として信仰を集めています。

 

住所:静岡県藤枝市藤枝3丁目16

アクセス

  • JR藤枝駅からバス「鬼岩寺入口」下車、すぐ。

 

🌸三峯神社(みつみねじんじゃ)(埼玉県秩父市)

 

関東最強のパワースポットともいわれている有名な神社です。

拝殿の手前に珍しい三ツ鳥居があり、ご祭神は狼で、境内の狛犬は犬ではなく、狼が鎮座しています。

毎月一日限定の「白い氣守」は、元旦のものが特にパワーがあると人気です。

 

【ご利益は・・・】

明確な願望実現仕事運アップ、金運上昇、災難・盗難除け、家内安全、夫婦円満、心身浄化等

【いわれは・・・】

日本書紀によれば、東征中のヤマトタケルノミコトが山中で迷ったときに白い犬(狼)に導かれて助かったという話があります。

また、農作物を荒らす鹿や猪を狼が退治してくれるということから、山中にいる狼を神獣として祀り、「お犬さま」として崇める「お犬信仰」が広まっていったとされています。

農作物を荒らす鹿や猪を狼が退治してくれることから転じて盗難除け・火除けのご利益も考えられるようになりました。

 

アクセス

  • 秩父鉄道「三峰口」駅下車。西武バスで三峯神社へ。

 

🌸武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)(東京都青梅市)

 

【ご利益は・・・】

盗難除け、魔除け等

【いわれは・・・】

ヤマトタケルノミコトが東征中、御岳山から西北に進もうとしたときに深山に住む邪神が大きな白い鹿に化けて邪魔をしました。

邪神をヤマトタケルノミコトが退治したところ、山に霧が発生して道に迷ってしまわれました。

その時、白い狼が現れてヤマトタケルノミコト一行を無事に西北の方向に導いて助けてくれたため、

ヤマトタケルノミコトは白狼に「大口真神(おおぐちまがみ)としてこの山にとどまってすべての魔物を退治するように仰せられたとのことです。

それ以後、人々は大口真神を盗難除け・魔除けの神として信仰するようになりました。

 

住所:

✤アクセス

  • JR御嶽駅からバスで10分(終点下車)
  • 御岳山鉄道ケーブルカー滝本駅から御岳山駅で下車。徒歩25分。

 

🌸山津見神社(やまつみじんじゃ)(福島県相馬郡)

 

2013年に火事により社殿が焼失し、狼の絵が描かれていた天井絵も消失しましたが、2015年に社殿の再建とともに東京芸大の学生によって天井絵も復元されました。

【ご利益は・・・】

産業発達、交通安全、海上安全、豊漁、縁結び等

【いわれは・・・】

平安時代、相馬郡の山中に橘墨虎(たちばなのすみとら)という凶賊が住み、里に下りてきては人々を襲って金品を強奪して村人たちを大いに困らせていました。

陸奥守として下向してきた源頼義が墨虎を討伐しようとしましたが、墨虎は山中を逃げ回り所在が分かりません。

そのため源頼義は大いに困っていましたが、夢のおつげに山の神が現れ、白狼をつかわすのでその後を追えばよいとのお告げをされました。

源頼義の家来が山中に入ると、白狼の足跡があり、その足跡をたどると墨虎の居所を突き止めることができ、墨虎を成敗することができました。

源頼義がこの山神の威徳を称えて祠を立てたのが山津見神社の始まりとされています。

その後、山上の眷属である白狼への信仰も盛んになり、盗難除け等の神として祀るようになりました

 

住所:

アクセス

  • JR「原ノ町」駅から車で50分
  • JR福島駅から車で60分

 

🌸木野山神社(きのやまじんじゃ)(愛媛県松山市)

 

松山市の丘の上にあり、地元では「オオカミ様の木野山神社」と呼ばれて崇拝されています。

【ご利益は・・・】

怨霊怨敵退散、五穀豊穣、家内安全等

【いわれは・・・】

木野山神社に祀られている高寵神(たかおかみ)・闇寵神(くらおかみ)の神姿は狼で、邪悪なものに対して高い神徳があると言われています。

あるいは、霊感のある信者の夢に大神様が現れ「これより後、この八尾の大狼をもって我が眷属となし、神意を伝う」とお告げがあり、それ以降大狼が大神様の使い役としてご神意を霊験者に伝えられ、多くの人に恵みを与えるようになったとも言われています。

 

住所:愛媛県松山市東大栗町

アクセス

  • JR「堀江」駅から、徒歩4km。

 

まとめ

今回は、戌年にちなんで犬に関係する寺社を「戌年に行きたい犬にゆかりの神社とお寺!アクセスやご利益も!」と題してご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

犬をご祭神としている神社やお寺もありますが、狼をご祭神としている神社が特に関東に多いのは驚きですね。

今は絶滅してしまったニホンオオカミが昔はご祭神として信仰の対象とされていたというほど、人間と狼との菅家が良好だったというのも驚きです。

今年は、ご紹介した寺社のいくつかに参拝されて、運気増強を図られてみてはいかがですか?

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。ちょっとだけでもお役に立てればうれしいです(^^♪