全国7都道府県で保育園等を運営している社会福祉法人「夢工房」(兵庫県芦屋市)の前理事長が、補助金をだまし取った可能性が高いとして、姫路市は前理事長を今月中にも詐欺の疑いで、兵庫県警に刑事告訴する方針を決めたとのことです。

この「夢工房」の前理事長については、以前から経理に不正の噂があり、昨年、この「夢工房」が設置した第三者委員会が独自に調査した結果、前理事長たちが不正に流用した金額は1億円4,000万円以上にのぼるとのことです。

また東京都や姫路市等から不正に補助金を受給した金額も5,000万円近くになるとの調査結果も出ており、まだまだ金額が上がって行く可能性もあります。

今回は、前理事長一族の不正流用・詐欺容疑事件について、調べてみました(^^♪

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社会福祉法人「夢工房」

「夢工房」とは・・・

昭和22年兵庫県姫路市に設置した姫路保育園からスタートしています。

その後、兵庫県、大阪府、京都府、神奈川県、東京都、北海道に25の保育園を持ち、また兵庫県たつの市御津町に特別養護老人ホーム・ケアハウスの施設も経営しています。

黒石誠前理事長一族によって運営されてきた社会福祉法人ですが、現在、前理事長である黒石誠氏は解任されていて、理事長には別の方が就任されています。

詐欺事件の内容・手口は?

今回、詐欺の疑いで告訴されるのは、黒石誠氏と考えられます。

前理事長という文言で新聞等には記載されていますが、前理事長と言えば黒石誠氏以外にいません。

また、黒石一族がこの夢工房を私物化しているという報道は以前からも存在していました。

出典:http://archive.is/iiZMC

理事として経営に携わってきて、2013年からは理事長となっています。

黒石誠氏は、「360°評価制度」「保育園のICT化」等を提唱して、やり手の人として注目されてきたようです。

ただ、黒石誠氏の母と義母、長男、長女、母の家政婦が法人本部や姫路保育園(姫路市)、同園分園(同)などで勤務したと装い、法人のお金を私的に流用したという黒い噂が以前から流れていました。

そのため、昨年、第三者委員会が立ち上げられて調査した結果、法人資金の私的流用、地方自治体からの補助金不正受給等が判明してきました。

また、姫路市によりますと、2015年8月に市の定期監査で、当時の園長らの出退勤記録に不自然な点が見つかり、補助金の不正受給が判明し、夢工房は今年1月、前理事長ら6人を懲戒解雇しています。

 

兵庫県の調査に対し、黒石誠氏は事実関係をほぼ認めているものの、自身の関与は否定しているとのことですが、黒石誠氏の関与がなければ一族への不正流用はなしえないわけですので、言い逃れはできないでしょうね。

犯行・手口やお金の使い道は?

犯行内容や具体的なお金の使い道で分かっているのは・・・。

✤黒石誠氏の母と義母、長男、長女、母の家政婦が、法人本部や姫路保育園(姫路市)、同園分園(同)などで勤務したと装い、2010年~2015年までの間に、給与計約5,960万円を受けた。

働きもしないで月に何十万円の給料をもらっていたわけですね。

✤黒石誠氏の長女や長男が通う大学院、専門学校の学費など約420万円も法人の資金から受けていた。

✤保護者から集めた教材費200万円は、理事長の個人口座に入金されていた。

✤長女の高級車の購入金額740万円を法人から支出させた。

✤長女が結婚する際に購入した家具・家電製品代210万円を法人から支出させた。

✤黒石誠氏が経費としてアダルトビデオの購入をしていた。

✤理事会の議事録を偽造して、黒石誠氏が法人名義で6,300万円を借り入れさせて私的に流用していた。

✤黒石誠氏の妻が領収書を偽造して購入した服代が1,300万円。

以上のような内容で合計1億4,000万円を法人の資金から不正に流用していたとのことが現在の時点で判明しています。

 

✤補助金については、黒石誠氏の母親を延長として登録して実態は架空の勤務状態であったにもかかわらず、常勤の園長を置いた際に支給される加算など、姫路市から2013年~2015年度に約3,700万円を不正に受けていた。

✤補助金は、兵庫県の発表では、夢工房は7都道府県に保育園を運営していて、各自治体から2014年度には20億6,000万円者補助金が支出されているとのことです。

調査を続けていくと、この20億6,000万円の補助金に対しても、不正に申請していた内容が判明してくることが予想できますね。

 

第三者委員会の報告書でも、黒石誠氏一族による法人の私物化を不正の原因に挙げ、「詐欺罪などで告訴されうる事案で、黒石誠氏らは解任されるべきだ」と指摘していましたが、今年の1月に懲戒解雇されていて、ようやく姫路市の方でも詐欺罪等の疑いで告訴する方針を固めたようです。

今後考えられる逮捕容疑は?

今回は、姫路市が、黒石誠氏が補助金を詐取した疑いで兵庫県警に告訴する方針ですが、姫路市に対する詐欺罪以外にもいろいろと犯罪の可能性があります。

先ず、社会福祉法人夢工房自体が黒石誠氏を背任あるいは業務上横領の疑いで告訴することが考えられます。

また、姫路市以外に東京都や大阪府(市)等の自治体が補助金を詐取されているとしたら、各自治体からも詐欺の容疑で告訴される可能性が出てきますね。

7都道府県に25の保育園があるというのですから、その全部から補助金を詐取していたとしたら、かなりの金額になりますね。

姫路市だけでも3年間で3,700万円の補助金詐取をしているわけですから。

詐取したり着服していたお金は全部自分たちの私腹を肥やしていたのでしょうから、厚かましい一族です。

事件の全容の解明が待たれるところです。

まとめ

今回は、全国的に保育園等を運営している社会福祉法人「夢工房」の前理事長の黒石誠氏一族が不正に法人の資金を流用したり、自治体から不正に補助金を受給していたとして、姫路市が詐欺罪の疑いで告訴する方針を固めたということについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

まだ事件の詳細が判明していませんが、詳細が判明しましたら、追記の予定です。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。ちょっとだけでもお役に立てればうれしいです(^^♪