環境省は6月13日、中国から神戸港に入港して兵庫県尼崎市内に運ばれたコンテナの中から、特定外来生物で強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」が、発見されたと発表しました。

【追記 6/30】 名古屋港でも、ヒアリが見つかったというニュースが入ってきました!

【追記 7/4】 大阪南港では、ヒアリの女王アリが見つかったそうです。巣自体は発見されていないようですが、段々日本にも上陸してきている事実が分かってきましたね・・・。

【追記 7/6】 東京の大井ふ頭でも、ヒアリが発見されました・・・。

【追記 7/15】 横浜港で、700匹以上が発見され、巣を作って繁殖している可能性が出てきました。

「ヒアリ」って聞いたことはなかったのですが、ものすごく恐ろしいアリだそうです。

我が国で発見されたのは今回が初めてだそうですが、ひょっとすると、コンテナが留め置かれた神戸港にもヒアリが上陸していて、知らないだけで、もうすでに国内に生息しているかも・・・。

「ヒアリ」は猛毒を持っていて、刺されると人によっては最悪の事態になると言われていますので、注意が必要です。

今回は、猛毒を持っているアリの一種「ヒアリ」についてご紹介していきましょう(^^♪

「ヒアリ」について

出典:twitter.com

ヒアリは、漢字では「火蟻」と書きます。

「火」という漢字が使われていますが、体が赤茶色をしていることから「火」の字が使われているようです。

(刺されると「火」のように痛いので「火」の漢字が使われたのかと思いました)

日本に生息していないので一般的にはなじみがないアリですが、これから見かけることがないとは限らなくなってきましたので、頭の隅にでも入れておいてくださいね。

特徴は?

体調は、2.5~6mmぐらいの大きさで、色は赤茶色、腹部は黒っぽい赤色。

毒性が強く、毒針で刺されるとアレルギー反応により死に至ることもあります。

実際に、アメリカでは、毎年ヒアリの被害が8万人以上あるとの報告があり、100人以上が刺されたことによるアレルギー反応で死亡しています。

下の写真は、今回環境省が発表した尼崎市内で見つかったヒアリです。

出典;https://news.yahoo.co.jp/

女王アリは一日に2000~3000卵を産卵することが可能とされています。

出典:YouTube

生息地は?

主な生息地は南アメリカです。

今までは日本で発見されたことがありませんでしたが、亜熱帯、温帯でも生息が可能なため、日本での生息も十分あり得ます。(最近の温暖化で日本は亜熱帯化してきていますからね・・・)

中国の広州ではすでに「ヒアリ」が生息していて、今回はコンテナの積み出しの際に付着してきたものと考えられています。

(台湾にも生息しているそうです)

被害や影響は?

環境省の資料によりますと・・・(出典:http://www.env.go.jp/nature/intro/index.html)

✤生態系に関わる被害

  • 極めて攻撃的で、節足動物の他爬虫類、小型哺乳類をも集団で攻撃し捕食することもあります。
  • 集団で攻撃することにより鳥類の営巣・雛の生育に影響を及ぼした例があります。

✤人の生命又は身体に関わる被害

  • 刺されると、アルカロイド系の毒によって非常に激しい痛みを覚え、水疱状に腫れる。さらに毒に対してアレルギー反応を引き起こす例が、北米だけでも年間で1500件報告されています。

 

このように被害が大きいため、環境省では特定外来生物として指定し、注意を喚起しています。

出典:http://www.env.go.jp/nature/intro/index.html

刺された時の症状は?

刺されると、アルカロイド系の毒によって非常に激しい痛みを覚え、水疱状に腫れます。

また、強い頭痛、強い吐き気、めまいを訴える場合もあるそうです。

また、体質によっては呼吸困難などを伴う急性アレルギー反応「アナフィラキシーショック」を起こす危険性があり、これが死亡原因になってしまいます。

刺された時の対処法は?

「ヒアリ」に対する救急処置方法は見当たらなかったのですが、一般的にアリに刺された場合の応急処置について紹介しておきましょう。

まず、患部を刺激しないで流水等で洗ったり冷やすことです。

とにかく速やかに蟻酸等の有毒・有害物質を体内から出してしまうことです。

そのため、決して患部をたたいたりしないことが重要です(たたくと有毒物質が体内に入ってしまいます)

傷みが酷いときは、保冷剤等で冷やすと良いでしょう(但し低温火傷に注意)

その後、速やかに医療機関での治療を受けましょう

ヒアリ」を発見した時は?

その場で駆除せず、環境省の地方環境事務所に連絡してください。

(すぐに殺虫剤等で殺してしまいたいところですが、巣を駆除する必要がありますので、殺さずにそのままヒアリがどこに行くのかを突き止める必要があるからです)

死がいであっても、決してヒアリに触らないでください!

(ヒアリの死がいの針に触ってしまって刺さるという危険性があるからです)

巣を発見した時、熱湯や液剤を散布しても、巣の奥の方まで届かないそうです。

時間はかかりますが、毒餌が有効だそうです。(勝手にしないで必ず専門家にゆだねましょう)

🌸ヒアリに限らず、アリの駆除には、アリ専用の殺虫剤を!

 

まとめ

今回は、猛毒を持つと言われている「ヒアリ」が日本でも発見されたということについて、「ヒアリ(火蟻)に刺された時の症状や対処法は?発見した時はどうする?」と題して紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

アリって、子どもの頃は当たり前に見ていましたが、都会に住んでいると見かけることが少なくなってきました。

時々郊外に行ったり山登りをすると久しぶりにアリだ!って感じになります。

「おつかいありさん」という歌があるくらいアリは人気者なんですけれど、半面、害虫になるときもありますね。

「ヒアリ」のような猛毒を持っているアリは絶対に御免ですね。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。ちょっとだけでもお役に立てればうれしいです(^^♪