京都では、5月になると葵祭、そして7月には祇園祭と大きなお祭りが続いて行われます。

5月15日に行われる葵祭の場合、15日の路頭の儀(行列を連ねて御所から下鴨・上賀茂神社に行って祭礼を行う)が本番ですが、それまでに様々な行事や儀式が行われます。

7月の祇園祭も同様で、17日と24日の山鉾(やまほこ)巡行が有名ですが、7月1日~31日までの1ヶ月間、様々な儀式や行事が行われます。

祇園祭は八坂神社の祭礼ではありますが、祇園祭の代名詞とも言われる山鉾巡行などは、八坂神社というよりも、山や鉾を保存・運営している各山鉾(やまほこ)町の人たちが中心になって行われます。

京都の中心的繁華街である四条烏丸の大丸百貨店の隣に山鉾巡行の先頭をつとめる長刀(なぎなた)鉾の保存会の建物があり、そこを通るたびに身近に祇園祭を感じます。

今回は、祇園祭の山鉾巡行について、日程やコースそして観覧スポットについてご紹介していきましょう(^^♪

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祇園祭ってどんなお祭り?

【起源は・・・】

祇園祭は、1,100年前(平安時代)、京都市中に疫病が流行し多くの人たちが亡くなって行ったため、祇園社(今の八坂神社)に疫病退散を祈願したのが始まりとされています。

【どんなお祭りなの?】

八坂神社が主催する行事・祭礼と山鉾町が主催する行事に分けられます。

・八坂神社が主催する行事・祭礼は、お神輿を氏子たちが担いで町内を練り歩いたり(神幸祭、還幸祭)、御神輿を鴨川の水で洗い清める(神輿洗い)ものです。

・山鉾町が主催するのが、山鉾行事で、いわゆる山鉾巡行を中心とした行事です。

一般に、祇園祭というと山鉾行事を指すことが多く、また、山鉾行事は1979年(昭和54年)国の重要無形民俗文化財に指定され、2009年(平成21年)には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されました。

【山鉾とは?】

出典:https://kyoto-design.jp/special/gionmatsuri

全部で33基あり、それぞれにご神体が祀られていて、巡行の1週間前から3日間かけて、釘を1本も使わず縄だけで組み立てていきます。

高さ20m以上になるものもあり、いつも不安定だなあと思うのですが、縄で組み立てることにより巡行の際に山鉾が揺れてちょうど良い具合に安定性を保ってくれるようです。

山鉾の前後左右には、前懸、胴懸、見送りといった懸物がつりさげられますが、何百年も前のヨーロッパのゴブラン織りのタペストリーやインドや中国で織られたじゅうたんなどが使われており、「動く美術館」とも言われています。

 

【山鉾巡行とは?】

山鉾は、7月17にと24日の両日に分けて、巡行コースを練り歩きます。

祇園祭のクライマックスとも言われるもので、一般に祇園祭といえばこの山鉾巡行(それと宵山)を指すぐらいです。

山鉾の中では、祇園ばやしを奏でるために笛や太鼓を演奏する男の人たちが乗っていて、巡行中、演奏しています。

 

以前は、巡行中の山鉾の上から厄除けのちまき(食べられません!1年間玄関等につるして厄除けを祈願するものです)が投げられて、奪い合いになっていました。(子供の頃、投げているのを見た記憶があります)

現在は危険であることから投げることは禁止され、その代わり、7月13日または14日~16日まで、各山鉾町で買うことができます。

山鉾巡行の日程とコースについて紹介しましょう

巡行は2日に分けられています。

🌸前祭(さきまつり)

7月17日の午前9時に、長刀鉾を先頭に、23基が四条烏丸を東(八坂神社の方向)に向かって出発します。

「四条烏丸 ⇒ 河原町四条 ⇒ 河原町御池  ⇒  新町御池(ここから各山鉾町に帰って行きます)」

約2時間半の巡行です。

出典:http://kyoto-k.sakura.ne.jp/gion133.html

 

🌸後祭(あとまつり)

7月24日の午前9時半に、橋弁慶山を先頭に、10基が御池通烏丸を東に向かって出発します。

「烏丸御池  ⇒ 河原町御池 ⇒ 四条河原町 ⇒  四条烏丸」

約2時間ほどの巡行になります。

出典:http://kyoto-k.sakura.ne.jp/gion133.html

 

山鉾巡行の見所については・・・

「京都祇園祭2017の見所はコレ!屋台の場所と営業時間も紹介!」で詳しく紹介していますので、こちらをご覧ください(^^♪

 

お勧めの観覧スポットはここ!

🌸有料観覧席

・前祭(17日)は、御池通の寺町通から新町通の間の場所で、午前10時20分頃(寺町御池)~11時20分頃(新町御池)に設置されます。

・後祭(24日)は、御池通の寺町通から河原町通の間の場所(京都市役所前)で、午前10時頃に設置されます。

ともに、料金は3,180円で、6月6日(火)から販売されます。

詳細は ⇒ https://www.kyokanko.or.jp/gion/kanran.html をご覧ください。

🌸見たい場所としては・・・(但し、どこも混雑しています!)

【前祭では】

・長刀鉾がスタートする大丸百貨店前

・くじ改めをする所(四条堺町)

・辻回しをする交差点(四条河原町・河原町御池・新町御池)

・御池通り(通りが広いので、比較的見やすい)

【後祭では】

・スタート場所の烏丸御池

・くじ改めの市役所前

・辻回しをする河原町御池と四条河原町の交差点

🌸個人的にお勧めの場所!

前祭に限ってのことですが、巡行も終盤になって御池通りを巡行し、最後に新町通りを通って各山鉾が帰って行きます。

その新町通りで山鉾を見るのがお勧めです!

というのは、新町通りは幅が非常に狭く、あの大きな山鉾がギリギリで通るので、触れるほどの距離で見ることができるのです!

おまけに鉾が電線や民家の屋根にも触りかねない状態で、山鉾の屋根に登った人が電線を押しのけたり、民家に当たらないように指示を出したりして行く様子はスリル満点です!

警備の警察官や鉾町の人たちの「危ないですから下がってください!」という怒号が飛び交う中、目の前の巨大な山鉾を見るのは面白いですよ~(^^♪

 

それと、前祭が終わった直後、四条烏丸の交差点をはじめ、四条通りの信号機の向きを元に戻す作業を見るのも面白いですよ~(^^♪

(各山鉾が四条通りを進行する際に信号機がじゃまになるので、巡行の時だけ信号機の向きを道路に平行にしているのです。)

ちょっとマニアックですが、この作業を見ると祇園祭も終わったんだなあと一抹の寂しさを覚えたものです・・・。

出典:https://karasuma.keizai.biz/

 

まとめ

蒸し暑い京都の夏のお祭り、祇園祭について、今回は「京都祇園祭2017山鉾巡行の日程やコースは?お勧め観覧スポットも!」と題して紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

暑い日中に行われる山鉾巡行を汗を流しながら見物するというのも、一つの風情ですね。

以前は、四条通りの歩道が狭かったので身動きが取れないぐらいでしたが、2,3年前に拡張工事がされましたので、少しは移動ができるかな?って感じになりました。

でも、やっぱり人がいっぱいで見物するのに一苦労ですけどね・・・。

 

🌸暑さで火照った体には、冷たく冷やした抹茶入りの葛切りなんか、最高ですよ(^^♪

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。ちょっとだけでもお役に立てればうれしいです(^^♪

「京都祇園祭2017の見所はコレ!屋台の場所と営業時間も紹介!」の記事もどうぞ(^^♪