スマホがないと不安になってしまう症状、スマホ依存症が最近問題になっていますね。
スマホは現代人の生活に不可欠なものとなっているのは事実ですが、スマホが原因で体調を悪くしている人も少なくありません。
また、単にその人だけが体調不良を訴えているということにとどまらず、スマホに頼り過ぎて人とのコミュニケーションがとれなくなったり、犯罪を引き起こす原因にもなって大きな社会問題にまで発展してきています。
今回は、スマホ依存症からくる体調不良、診断方法、対策等について考えてみました。
今はアプリででも診断や対策ができるんですよ。
Contents
スマホ依存からくる体調不良・禁断症状!
スマホ依存の人の症状はそれぞれですが、多くの人が下記のような症状を訴えています。
(スマホに限らず、パソコンを使っている人にも共通していますが)
体調不良の症状
- 首や肩のコリ、コリからくる頭痛
- 腰痛
- 視力の低下(スマホ老眼という言葉もできていますね)
- 眼精疲労
- 胃腸の不調、便秘
- 肌の不調、ニキビ・吹き出物
- 生理不順
- 不眠
- 小指の変形(スマホを持つ時に小指で底を支える人が多く、小指の変形や痛み・しびれの症状が出る)
- うつ病・精神障害 ・・・等々。
禁断症状
- 四六時中、スマホが気になって仕方がなく、仕事や勉強もできなくなる。
- トイレや風呂の中にもスマホを持っていかないと気が済まない。
- スマホが使えない状況にあると、イライラしたり落ち着かなかったり、不安になる
- 止めようと思いつつ、長時間スマホを使ってしまっている ・・・・等々。
あなたもスマホ依存症?自分でできる診断法
いろんな症状が出て来るスマホ依存症ですが、ひょっとしてあなたも依存症に陥っていませんか?
簡単な診断方法を試してみてくださいね。
- 食事中でもスマホを見ている
- トイレに行く時や入浴中にもスマホを持っていく
- 人と話をしている時でもスマホを見ている
- 家にスマホを忘れた時、気になってほかのことができない、とても不安になる
- 充電が切れると困るので、常に充電器を持ち歩いている
- 就寝時、枕のそばにスマホを置いている
- 他人のスマホの着信音に対して、自分のスマホを見てしまう
- 会議中や大事な場面でもスマホを見てしまう
- 無意識にタッチパネルを触っている
- スマホの電波が届かないところには行きたくない
- 朝起きたらすぐにスマホをチェックしている
このうち、2~4つ当てはまった人は、スマホ依存症予備軍ですよ!
5つ以上当てはまった人は、立派なスマホ依存症!
スマホ依存症診断ができるお勧めアプリ3選
スマホのアプリででも診断ができますよ。
(でも、よ~く考えると、わざわざスマホで診断するということは、これ自体もスマホ依存かも?)
簡単にできるものばかりで、内容はほとんど同じですので、ゲーム感覚でやってみてくださいね。
1:スマホ依存症診断(ios、android)
2:中学生が作ったネット依存度チェック(ios、android)
3:スマホ依存度チェック(ios)
スマホ依存症予防法・対策
スマホ依存症の人も予備軍の人も、どうすれば依存症から脱却できるのでしょうか?
依存度が極度状態になっていて、心身ともに弊害が出ている人は専門医に相談してくださいね。
そこまでには至っていない人には、予防・対策法がありますので、参考にしてみてください。
1:自分自身の状態を正しく把握してみましょう
1日にどのくらいスマホに接しているか、時間を計ってみましょう。
(時間を計るアプリがありますので、次のスマホ対策アプリの所でご紹介しましょう)
現状を知って、スマホに依存しないという強い意志を持つことも重要です。
2:通知をOFFにしておく
LINEやメールが届くたびに通知がされるように設定していますと、そのたびにスマホを見ることになりますので、通知設定をOFFにして見る回数を減らすようにしましょう。
3:枕元にスマホを置かない(スマホを目覚まし時計代わりに使わない)
枕元にスマホを置くと、寝る前や起きてすぐにスマホを見てしまいますので、離れた場所に置くことにより、見る機会を減らしましょう。
4:充電池を持ち歩かない
充電池があると安心してスマホを使ってしまいますので、今充電されている状態でスマホを使うようにすることで長時間の使用ができなくなります。
5:電源を切るようにしましょう
電源を入れる時、案外時間がかかります。スリープ状態だとすぐに使えますので、電源をこまめに切ることによってスマホを使いにくくしてみましょう。
6:ポケットに入れたり、手に持っているのをやめましょう
ポケットに入れているとすぐに取り出せますので、カバンやポーチに入れてすぐに取り出せないようにしてみましょう。
7:1日の使用時間を決めるようにしましょう
8:アプリを整理しましょう
アプリがたくさんあると、ついつい見てしまいますので、必要最低限のアプリのみを残してあとは削除しましょう。
スマホ依存症対策ができるお勧めアプリ5選
1:Moment(ios)
iPhoneの起動回数と起動している時間を測定することが可能なアプリです。
無料版と有料版があります。
2:QualityTime(android)
アプリの使用履歴・時間の確認や、スマホを使わないようにアプリの利用を制限するタイマーを利用できます。
3:Forest(ios、android)
スマホの使用時間を自主的に制限する目的のもので、時間を設定して、その時間スマホを触らなければ苗木が大きな木に成長し森をつくっていくのに対して、途中で触ってしまうと木は枯れてしまうという内容。
単に触らないようにするだけではなく、木の成長~森の形成といった達成感を得ることによりスマホを触る時間を減らしていくというゲーム感覚でできるので、人気があります。
Android用は無料、iOS用は有料で、各OSで仕様が異なっています。
4:スマホ依存タイマー(android)
設定した時間が「00:00」になるまで、スマホの操作ができなくなってしまいます。
シャットダウンしても解除されないので、時間を設定するときは要注意です。
5:Dinner Time Plus(ios、android)
保護者が子供のスマホの使い過ぎに制限をかけるものとして人気のアプリです。
保護者のスマホから、子供の利用時間や使うアプリ等をコントロールでき、子供が今どんなアプリを使っているのかも分かるので、有害なものを使っていればすぐに削除できます。
有料版と無料版があります。
まとめ
電車やバスに乗ると、車内の9割近くの人がスマホをいじっているのじゃないかと感じます。
何もしていない人の方が珍しかったりして・・・。
(かく言う私も、1人で電車に乗っている時は暇なので、スマホで音楽を聴いていますが・・・)
スマホに集中している人を見ていると、周りの人のことには無関心といったように思えて、なんか空恐ろしい感じがします。
電車のような所では暇つぶしにスマホは有効ですが、歩きながらのスマホいじりとなると、私には理解できません。
何を見ているのだろう?何を調べているのだろう?・・・と不思議で仕方ありません。
ましてや車を運転しながらという人には怒りさえ覚えます。
便利なスマホに人間が支配されつつあるのでしょうか・・・?
人間とスマホと適切な距離を保持しつつ利用していきたいものですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。ちょっとだけでもお役に立てればうれしいです(^^♪